『ダンダダン』の物語には多くの妖怪が登場し、中でも「カシマレイコ」というキャラクターが際立っています。
このカシマレイコは非常に強力な妖怪で、その能力や本質が注目の的です。
この記事では、カシマレイコの強さや能力、その背景や正体に迫ります。
『ダンダダン』カシマレイコの過去&何巻何話に登場?
『ダンダダン』で描かれるカシマレイコの過去は、原作コミックの第14巻・第117話から第118話にかけて詳細に描かれています。
彼女は作中で圧倒的な強さを持つキャラクターとして知られており、その力は霊媒師の綾瀬星子でさえ手を出せないほどです。
カシマレイコの生前の生活
カシマレイコの生前は、恋人と共に幸せな日々を過ごしていましたが、激しい空襲によってその幸せは一変しました。この空襲で彼女の人生は根底から破壊され、以降彼女は強烈な怨念を持ち続けることになります。生前の幸せな記憶とその後の悲劇は、彼女のキャラクター形成に大きく影響を与えています。
第117話と第118話では、彼女がどのようにしてその怨念を抱くに至ったのかが描かれており、彼女の背景には深い悲しみがあることが明らかにされています。家族や恋人との関係、そして戦争による影響が彼女の運命を大きく変えたのです。
カシマレイコの正体とモデル・元ネタ
『ダンダダン』に登場するカシマレイコは、廃墟に住む女性の妖怪として描かれています。
彼女は長い髪と特徴的な大きく裂けた口、厚化粧が印象的で、物語の中で独自の存在感を放っています。
カシマレイコのデザインとキャラクターは、日本の都市伝説や妖怪伝説から多大な影響を受けていると考えられます。
都市伝説のカシマレイコ
夢や電話を通じて現れるこの都市伝説の妖怪は、無理難題を出して相手を苦しめるとされています。『ダンダダン』のカシマレイコも、名前が共通しており、この伝説からヒントを得ている可能性があります。
口裂け女
1979年に流行したこの伝説の妖怪は、口元が裂けた女性が「私、綺麗?」と問いかけるという話です。カシマレイコもまた、裂けた口を持ち、外見に関して敏感です。
八尺様
身長が非常に高いとされるこの妖怪は、子どもを惹きつける声の真似をすることができます。カシマレイコも巨大な姿と似た特徴を持ち、他人の声を真似る場面が見られることから、この妖怪から影響を受けていると考えられます。
これらの伝説や妖怪の特徴が組み合わさり、カシマレイコというユニークなキャラクターが生まれたのです。
カシマレイコの圧倒的な戦闘力&独特の能力
『ダンダダン』に登場するカシマレイコは、物語中で非常に強力なキャラクターとして知られています。彼女の戦闘力は作品内でもトップクラスで、特に鏡を使ったユニークな能力が特徴です。
カシマレイコの特異な鏡の能力
カシマレイコは鏡を通じて様々な形で攻撃することが可能です。具体的には、以下の三つの能力があります:
- 鏡を介して遠隔地から攻撃を行うことができる。
- 鏡を用いて他人の心を覗くことが可能。
- 鏡に映ったものを鏡の中に封じ込めることができる。
彼女はまた、鏡に手を突っ込むことで遠隔地と空間を繋げ、その場所から物体を操作することが可能です。さらに、鏡に映っている間は、映されたものを鏡の中に閉じ込める能力も持っています。
カシマレイコが消失する際には、使用していた鏡も同時に消え、鏡の中に閉じ込められていた者も一緒に消えるという恐ろしい特性を持っています。
宇宙人侵略者編での活躍
宇宙人侵略者編では、カシマレイコはその力を存分に発揮しました。上空には敵の宇宙船が数多く現れましたが、彼女はビルの破片を使って巨大な拳を形成し、これを使って宇宙船を一掃。その後、全艦隊を鏡の中に閉じ込めて一蹴しました。この圧倒的な力により、彼女の存在感はさらに際立っています。
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