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【炎炎ノ消防隊】新門紅丸の技の名前や能力&強さは?

『炎炎ノ消防隊』に登場する新門紅丸は、第7特殊消防隊の大隊長を務めています。

焔ビトを圧倒的な力で鎮める姿から「浅草の破壊王」とも称され、作中でも屈指の実力者として描かれています。

さらに、冷静沈着な性格と端正な容姿も相まって、多くの読者から高い支持を集めています。

このように強さと魅力を兼ね備えた紅丸が、実際どれほどの戦闘力を持つのかが気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、『炎炎ノ消防隊』における新門紅丸の能力や技の名称を詳しくご紹介していきます。

 

目次

紅丸の技・能力の名前

紅丸の必殺技「居合手刀」とは

新門紅丸が頻繁に使用する代表的な技に、「居合手刀(いあいしゅとう)」という必殺技があります。

この技は、名前の通り手刀を用いて高速で相手を仕留めるもので、その斬撃は驚異的な精度と威力を誇ります。

ただし、技の形式は近接格闘とは異なり、空手のような接触戦ではなく、能力を利用した中距離からの攻撃となっています。

この「居合手刀」は7つの型に分かれており、それぞれ異なる効果を持っています。

多くのキャラクターが限られた技で戦うのに対し、紅丸は状況に応じて多彩な型を使い分けることで、相手を翻弄しています。

それではここから、紅丸が使用する7つの型について順番にご紹介いたします。

 

壱ノ型「火月(かげつ)」

この技では、紅丸が手刀を振り抜くことで、三日月のような形をした斬撃を遠距離に向けて飛ばします。

動作が非常に速いため、相手が回避するのは容易ではありません。

攻撃力自体はそれほど高くありませんが、「火月」は単にダメージを与えるだけでなく、相手の動きを一時的に止める効果も持っています。

さらに、この技は連続して使用することが可能であり、使い勝手の良い牽制手段として活用されています。

 

弐ノ型「月光(げっこう)」

「月光」は、敵の視界を奪うことに特化した目くらましの技です。

紅丸は熱を圧縮し、それによって周囲を一気に発光させます。

伝導者一派と第8特殊消防隊が戦闘を繰り広げていた場面で、紅丸が応援に駆けつけた際にこの技を使用しました。

圧倒的な防御力を持つ敵・ドラゴンが紅丸に接近しようとしたところ、発動された「月光」の強烈な光により行動を一時停止せざるを得なくなりました。

この隙を突いて、紅丸は仲間たちを安全な場所へ避難させることに成功しています。

 

参ノ型「曙(あけぼの)」

この型は、紅丸が火鉢との戦闘中に披露した技です。

腕を上から下に大きく振り下ろすことで、強力な打撃を放ちます。

作中では、火鉢が伍ノ型「仄日(そくじつ)」を用いてこの攻撃を受け止め、互いの技が打ち消し合う場面が描かれました。

「曙」という名称には「夜明け」という意味があり、その名の通り、太陽が昇るような動きが技の形にも反映されています。

 

四ノ型「赤日(せきじつ)」

この技もまた、火鉢との戦いで登場しました。

熱を溜め、そのエネルギーを一気に前方へ放つことで、圧倒的な威力を発揮します。

なお、本編ではこの技を使用したのは紅丸ではなく、火鉢でした。

「赤日」とは「太陽そのものの光」を意味し、炎に耐性のない者であれば消し炭になるほどの破壊力を持つとされています。

火鉢が使用した時点でも非常に高威力であったため、紅丸がこの技を使えば、より強力な攻撃となることが想像できます。

 

伍ノ型「仄日(そくじつ)」

「仄日」は、参ノ型「曙」と対になる技です。

腕を大きく上から下に振り下ろすことで、加速をつけた力強い打撃を繰り出します。

紅丸がこの技を放った際、火鉢は「曙」を用いて下から上へと防御し、両者の攻撃は拮抗しました。

その後の戦闘では、「火鉢の仄日」と「紅丸の曙」がぶつかり合う場面があり、火鉢に軍配が上がる結果となっています。

技の名称「仄日」には、「夕日」あるいは「日が沈む」という意味が含まれており、技の動きとも一致しています。

 

陸ノ型「倒景(とうけい)」

現在のところ、「倒景」は作中で使用された描写がなく、詳細な効果は明らかになっていません。

しかし、技名に含まれる「倒景」という言葉には、「太陽が沈んだ後に、西側から照り返す光」という意味があるため、中距離から炎を放つ技である可能性が高いと考えられます。

今後の展開で明らかになり次第、情報を追記いたします。

 

七ノ型「日輪紅月(にちりんあかつき)」

「日輪紅月」は、紅丸が火消しの頭として認められるために身につけた大技です。

本来、「日輪」の使用が浅草の頭になるための条件でしたが、紅丸がこの技を習得する前に先代である火鉢は命を落としました。

その未練が残ったことで、火鉢はドッペルゲンガーとして現世に姿を現します。

紅丸は亡き火鉢に認められるべく、自身の解釈で完成させた「日輪紅月」を披露しました。

この技は、「日輪(太陽)」と「紅月(月)」を融合させたもので、その破壊力は圧倒的です。

一撃で火鉢の肉体を粉砕し、「太陽も月も手に入れるとは、まったくとんでもないやつだ」と火鉢に言わしめるほどの威力を誇ります。

技を放った直後、すべてを見届けていた紺炉が涙を流すほど感動的な場面となりました。

 

相模屋紺炉から引き継いだ大技「紅月(あかつき)」

新門紅丸には、「居合手刀」以外にも強力な技が存在します。

その1つが「紅月(あかつき)」と呼ばれる大技であり、これは中隊長であった相模屋紺炉から直接教わったものです。

過去に浅草を襲撃した焔ビトとの戦いで、紺炉の前に現れた鬼のドッペルゲンガーに対し、この技が使用されました。

高火力の鬼の焔ビトを鎮魂するには、並外れた技が必要ですが、「紅月」はその条件を満たすほどの威力を持っていたことが分かります。

実際には、七ノ型「日輪紅月」と同等の破壊力があると考えられています。

さらに、紅丸の「日輪紅月」という技も、この「紅月」から着想を得て編み出されたものです。

紅丸はこの技を、伝導者一派に属するハランが鬼の焔ビトと化した際に使用し、見事鎮魂に成功しました。

技を発動した後、空には高熱の影響で赤みが差し、それにより月が赤く見えるという現象も発生しています。

この情景こそが「紅月」と名付けられた所以であると考えられます。

 

 

紅丸の能力・強さは?

ここからは、新門紅丸が持つ「能力」についてご説明いたします。

 

紅丸は第2/第3世代の両方を合わせ持つ「煉合消防官」

消防官の能力者は通常、第2世代(炎の操作が可能だが、自身で発火はできない)か、第3世代(自ら発火可能だが、操作はできない)のいずれかに分類されます。

しかし、紅丸はこの2つの能力を併せ持っており、自ら炎を発しつつ、それを自在に操ることが可能です。

このような能力者は「煉合消防官(れんごうしょうぼうかん)」と呼ばれ、現在のところ紅丸のみが該当します。

紅丸は、浅草の伝統でもある「纏(まとい)」に炎を纏わせて飛行することができるほか、それを攻撃用としても活用可能であり、極めて柔軟な戦闘スタイルを誇ります。

このように、複合的な能力に加えて多彩な技を持ち合わせていることから、紅丸は「最強」と称されています。

 

古武術を習得し能力に応用している

紅丸は、能力や技術に頼るだけでなく、基礎的な身体操作や格闘術にも精通しています。

能力者は過度な使用によりオーバーヒートを起こすことで「灰病」にかかるリスクがあり、これは紺炉や黒野にも見られた症状です。

そのため、炎の力に依存しすぎないための訓練が不可欠となります。

紅丸は「古武術」を習得しており、それを実戦に巧みに応用しています。

例えば、戦闘中に独特な手の構えを見せる場面がありますが、これは古武術に基づくもので、次の動作を迅速かつ力強く行うための工夫です。

また、紅丸はシンラに稽古をつけた際、「虎ひしぎ」と呼ばれる技術を教えており、これを応用してシンラは自身のラピッドを完成させました。

 

半径4mの熱を全て支配する鉄壁の防御を持つ

「月光」の解説でも触れましたが、紅丸には防御面でも特筆すべき能力があります。

伝導者一派と第8特殊消防隊の交戦中、紅丸は戦場に現れて仲間を救出に向かいます。

敵であるカロン、ハウメア、インカの3人が次々と攻撃を仕掛けましたが、紅丸には一切通用しませんでした。

その原因は、紅丸を中心に半径4mの範囲に「球状の熱放出領域」が存在しており、すべての攻撃がその熱により弾かれていたためです。

このような防御を展開しながらも、紅丸は第2・第3世代の能力を維持しつつ、仲間の避難を同時にこなしています。

極めて高い出力と持続性を兼ね備えているからこそ可能な芸当であり、敵側もその力には驚きを隠せませんでした。

 

紅丸を追い詰めた相手がおらず現時点で最強

これまでご紹介してきたように、紅丸は数々の技と高い能力を兼ね備えたキャラクターです。

現時点で、彼を瀕死の状態にまで追い詰めた敵は存在していません。

鬼の焔ビトも、浅草で紅丸によって鎮魂され、またドッペルゲンガーとして出現した火鉢も一撃で倒されました。

伝導者側の勢力にも、紅丸に対抗できそうな人物は見当たりません。

唯一、アーサーを圧倒したドラゴンのみが紅丸と互角に戦える可能性を持つ存在と言えるでしょう。

とはいえ、現時点で最も強い消防官といえば、やはり新門紅丸に他なりません。

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