鬼殺隊の当主である産屋敷耀哉の妻、産屋敷あまね。耀哉のそばで彼をサポートし看病するだけでなく、病で動けなくなった耀哉に代わり柱合会議に参加するなど、陰で鬼殺隊を支えている存在です。
その容姿も美しく、初めてあまねを見た無一郎は、あまりの美しさに「白樺の木の精」と思ったほどです。理想の妻ともいえるあまねですが、なぜ鬼殺隊の当主である耀哉と結婚することになったのでしょうか?
この記事では、あまねが産屋敷家に嫁いだ理由や、彼女の人物像について考察を交えながら紹介していきます。
産屋敷あまねは、その美しさと優しさ、そして強い意志を持つ女性です。彼女は産屋敷家の一員として、家族を支え、柱たちを見守る重要な役割を果たしています。
あまねが耀哉と結婚した理由には、彼女の優れた判断力と信念があります。産屋敷家の未来を見据え、共に戦うことを誓った彼女の決意が、耀哉との絆を深めたのです。
あまねは、耀哉をサポートし、病で動けなくなった彼に代わり柱合会議に参加するなど、鬼殺隊を陰で支える重要な役割を果たしていました。その献身的な姿勢が、彼女を特別な存在にしています。
産屋敷あまねとは
鬼殺隊九十七代目当主・産屋敷耀哉の妻であり、27歳。旧姓は神籬(ひもろぎ)あまね。代々神職の家系であり、白髪は生まれつきのようです。
あまねのエピソード
夫や子供たちの息災のため、毎日欠かさず穢れを落とすための水浴びを行っていました。耀哉との間には五つ子の子供がいます。(男の子1人、女の子4人)
アニメの劇場版「無限列車編」では、耀哉とあまねがお墓参りをするオリジナルシーンが追加されています。
神職の家系
しのぶ:ちなみに神職(しんしょく)というのは、神社に仕えて神事を執り行う職にある人の総称のことです。
産屋敷家に嫁いだ理由
産屋敷家の人々は皆病弱で長く生きられない呪いを背負っています。そのため、産屋敷家は寿命を少しでも延ばすために代々神職の一族から妻を迎えていました。あまねも、耀哉の寿命を延ばし、後継ぎを絶やさないために産屋敷家に嫁ぐことになりました。
耀哉が13歳、あまねが17歳の時に二人は結婚しています。あまねは初めは結婚に迷いがありましたが、耀哉の一言で決心しました。
耀哉の優しさに惹かれて
あまねは立場上、結婚を断ることは難しい状況でした。しかし、耀哉はあまねの気持ちを気遣い、もし彼女が嫌なら自分からこの話を断ると言ってくれました。早く妻を迎えて後継ぎを残さなければならない立場にもかかわらず、相手の気持ちを大切にする耀哉にあまねは心を惹かれました。
鬼殺隊としてのあまねの活動
剣士の子孫に会うため、山奥まで足を運ぶ
実は、あまねは無一郎の命を救った人物でもあります。体を動かすことが難しい耀哉の代わりに、始まりの呼吸の剣士の子孫である時透兄弟に会うために山奥まで足を運んでいました。兄の有一郎があまねに対して冷たく接しても、あまねは彼らのもとへ通い続けました。
そしてある日、亡くなった有一郎の傍にいた重傷を負った無一郎を発見し、なんとか無一郎の命を救うことができました。もし、あまねが時透兄弟のもとへ通うのを諦めていたら、無一郎も兄と一緒に亡くなっていたかもしれませんね。
耀哉の看病
産屋敷家は呪いによって全員が30年以上生きられない体になっています。耀哉もその影響で失明し、最終的には体を動かすことが難しくなってしまいました。あまねは常に耀哉のそばで看病し、献身的に支えていました。
耀哉の代役で柱合会議を務める
刀鍛冶編の後、耀哉はついに体を動かすことが難しい状態になりました。痣の発言についての柱合会議では、耀哉の代役をあまねが務めました。柱たちは、献身的に耀哉を支えるあまねのことを耀哉と同じくらい尊敬しているようです。
最期は夫や子供と共に死亡
耀哉は無惨が屋敷に襲来することを予測し、自らを囮としてあまねと2人の娘と共に待ち構えていました。無惨が屋敷を襲撃した際、耀哉は無惨を倒すために自爆を決意し、この時にあまねと2人の娘も共に亡くなりました。
耀哉は自爆に誰も巻き込みたくないと考えていたと思われますが、あまねは最後まで彼を支えたいと思っており、自らの意志でその場に留まり、共に死を選んだのでしょう。
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