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スパイファミリーのメリンダの表情の意味は?正体をイヤリングから考察

遠藤達哉先生が手掛ける『スパイファミリー』は、集英社のアプリ『ジャンプ+』にて連載されている漫画作品です。
2019年より隔週月曜に連載がスタートし、現在ではコミックス第10巻まで発売されています。(2022年11月時点)
敏腕スパイ「黄昏」と、異名を持つ殺し屋「ヨル」、さらに心を読む少女アーニャが、それぞれの目的を抱えながら偽装家族として暮らす物語です。
原作の人気は高く、2022年4月にはアニメ版も放送が始まり、物語は3人以外にも多彩なキャラクターが加わり展開を見せています。

その中でも特に注目される展開として、大物政治家ドノバン・デスモンドの妻であるメリンダ・デスモンドの存在が挙げられます。
ヨルと偶然知り合ったメリンダは、今後のストーリーにも影響を与える重要なキャラクターと見られています。
では、このメリンダ・デスモンドとは一体どのような人物なのでしょうか。

 

目次

メリンダの表情の意味は?

メリンダ・デスモンドは、国家統一党の総裁ドノバン・デスモンドの妻にあたる人物です。
また、アーニャと同じ学校に通うダミアン・デスモンドの母親でもあります。
スパイファミリーの舞台となる世界では「東西両国の平和」が目標とされていますが、メリンダはその均衡を脅かす存在である可能性が示唆されています。

彼女は陽気で行動力のある性格を持ち、思い立ったらすぐに行動するタイプとして描かれています。
普段は「愛国婦人会」のメンバーとして、友人たちとお茶会やバレーボールを楽しむ一般的な婦人の姿を見せています。
しかし作中では、時折意味深な表情を見せることがあり、その正体は未だ多くの謎に包まれています。
今回は、そんなメリンダが見せた謎の表情について、詳しく考察していきます。

 

メリンダはヨルに対して意味深な表情を見せた

メリンダが意味深な表情を見せた相手は、ロイドの妻であるヨル・フォージャーでした。
二人の出会いはデパートで起こった偶然の出来事によるものです。
メリンダは買い物をしていた際に大量の荷物を持ち、転びそうになったところを、ヨルに助けられます。
これをきっかけに、メリンダはヨルを「愛国婦人会」へ誘い、お茶やバレーボールを共に楽しむようになります。

また、交流を通してお互いの子どもが同じ学校に通っていることが明らかになり、それがアーニャとダミアンであることも判明します。
その中で、メリンダは少し頬を赤らめながらも冷や汗を浮かべた、非常に複雑な表情を見せました。

この時の彼女の表情は読者の間でも話題となり、その真意について様々な考察がなされています。

 

内心ではヨルを馬鹿にして笑いを堪えている

メリンダの不思議な表情について、「ヨルを内心で馬鹿にしながら笑いをこらえていた」という解釈があります。
ヨルが世間知らずな点に気づき、それを内心で嘲笑していたのではないかという見方です。
また、もしメリンダがロイドやヨルの素性をすでに知っていたとすれば、知らずに行動するヨルを見て、愉快に思っていた可能性も考えられます。
仮にメリンダが何らかの計画を持ってヨルに接近している場合、思い通りに事が進んでいることへの満足感が表情に表れたのかもしれません。

 

ヨルの実力に気付き冷や汗をかいている

別の見方として、「ヨルの身体能力の高さに驚き、冷や汗をかいた」という解釈も存在します。
デパートで助けられた一件や、バレーボールでの活躍を目の当たりにし、メリンダはヨルの並外れた身体能力に気づきます。
また、二人の子どもであるアーニャとダミアンが同じ学校に通っていると知った際、フォージャー家に対する関心も強まったようです。
こうした情報が重なり、メリンダは自身の思惑に支障が出るかもしれないと危機感を覚え、冷や汗を流したのではないかと推測できます。

 

実はダミアンのことをあまり愛していない

さらに、メリンダの冷淡な態度から「実はダミアンをあまり愛していないのでは」という説も挙げられています。
ヨルがアーニャによる暴力沙汰について謝罪した際、メリンダは「どうでもいい」と冷たく言い放ちました。
その際に見せた感情のない表情も、ダミアンに対する愛情の欠如を示唆していると考えられています。
また、ダミアンではなく兄に愛情を注いでいる可能性や、過去の出来事によって親子関係にトラウマを抱えている可能性も指摘されています。
メリンダの真意は依然として不明ですが、その表情からは多くの推測が生まれています。

このように、メリンダの一つ一つの仕草や言動は、読者にさまざまな想像を抱かせています。
彼女の本当の意図が明かされる時、同時にその正体も明らかになることでしょう。
今後の展開に期待が高まります。

 

メリンダの正体をイヤリングから考察

ここからは、別の視点からメリンダ・デスモンドの正体について考察を進めていきます。
注目すべきは、彼女が身に着けている特徴的なイヤリングです。
三角形の中に丸が描かれたそのデザインから、様々な推測がなされています。
イヤリングに着目しつつ、メリンダの正体について深堀りしていきます。

 

メリンダはただのファーストレディではない可能性が高い

メリンダは、国家統一党の総裁ドノバン・デスモンドの妻であり、形式上はいわゆるファーストレディの立場にあります。
しかし彼女の言動を見る限り、単なる象徴的な存在にとどまらない可能性が高いと考えられています。
SNSなどでも、実際にはドノバンよりもメリンダの方が実権を握っているのではないかと推測する声が上がっています。
また、彼女が身に着けている指輪やイヤリングのデザインにも注目が集まっています。
それらが国家統一を象徴するシンボルを模しているのではないかという指摘もあり、ただのファッションとは考えにくい状況です。
このことから、メリンダには裏の顔がある可能性が指摘されています。

 

メリンダのイヤリングは秘密結社フリーメイソンに似ている

メリンダの正体を考察する上で注目されるのが、彼女が着けているイヤリングのデザインです。
そのイヤリングには、三角形の中に丸が描かれており、非常に印象的な形状をしています。
このデザインが、世界的に知られる秘密結社「フリーメイソン」のシンボルと似ているという見解が存在します。

フリーメイソンとは、16世紀から17世紀にかけて成立したとされる国際的な友愛団体です。
会員の人格形成や相互の連帯を重視する精神に基づき、社会貢献や人間の向上を目的に活動しています。
この団体の象徴として知られるマークは、円の中に三角形、その中心に一つの目が描かれているのが特徴です。

メリンダのイヤリングがこのマークに酷似していることから、ただの装飾品ではないと考えることができます。
また、彼女が主宰する「愛国婦人会」という組織も、フリーメイソンをモデルにしている可能性があります。

 

メリンダの正体とは?

ここでは、これらの要素を踏まえ、メリンダの正体に関する3つの仮説を紹介します。

 

考察① ロイドと同じく西国から来たスパイ

まず最初に挙げられるのが、メリンダがロイドと同じ「西国のスパイ」であるという説です。
この場合、メリンダはフォージャー家にとって味方の立場にある可能性があります。
もし彼女がロイドやヨルの身元を把握しているとすれば、その背景に西国の諜報活動が関わっていると考えられます。

メリンダが西国側のスパイであるとすれば、フォージャー家の任務を支援する意図で接近しているのかもしれません。
また、デスモンド家とロイド、さらにはアーニャとダミアンの関係を近くで見守る目的があるとも考えられます。
こうした観点から、メリンダは西国に属する協力者という立場で登場している可能性があります。

 

 

考察② ヨルの同業者となる殺し屋

次に挙げられるのが、メリンダがヨルと同じ「殺し屋」である可能性です。
この説が事実であれば、メリンダはフォージャー家にとって「味方」にも「敵」にもなり得る存在です。

デパートでの一件やバレーボールでの出来事を通じて、ヨルの身体能力を目の当たりにしたメリンダは、その異常な力に気付いたと考えられます。
この時の驚きや警戒心が、あの冷や汗まじりの表情に表れていた可能性もあるでしょう。
さらに、もし彼女が殺し屋である場合、ヨルの力量に魅了され、関心を持ったという見方もできます。
いずれにせよ、この説は彼女の態度と表情の意味を解く手がかりになるかもしれません。

 

考察③ 東国の崩壊を目論む第3の組織

さらに考えられるのは、メリンダが「東国の崩壊を狙う第3の勢力」に属しているという説です。
彼女が設立した「愛国婦人会」がその組織の表の顔であり、裏では秘密裏に計画を進めている可能性があります。
この組織はフリーメイソンをモデルにしていると考えられ、表向きの活動はお茶会やバレーボールですが、裏では別の目的を持っているかもしれません。

デパートでの接触をきっかけに、メリンダはヨルをこの組織に引き入れるために接触を始めたと推察できます。
その後、バレーボールを通してヨルの潜在能力に魅せられた結果、彼女を組織に取り込みたいという考えを抱いたのではないでしょうか。

 

もしこの仮説が正しければ、メリンダの組織はロイドの目指す東西平和にとって明確な脅威となります。
つまり、ヨルがこの団体に取り込まれることで、将来的にロイドとヨルが対立する展開が起こる可能性もあるということです。

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