呪術廻戦の物語が進行する中で、五条悟と両面宿儺が戦うシーンで「呪詞詠唱」についての詳細が明らかにされました。
今回は、呪術廻戦の「呪詞詠唱(じゅしえいしょう)」について詳しくご紹介します。
物語の後半で特に注目された内容のため、最新のネタバレも含まれていますが、できるだけ分かりやすく解説していきますので参考にしてください。
呪詞の詠唱とは?
呪詞の詠唱とは、『呪術廻戦』のキャラクターたちが特殊能力である術式を発動する前に唱える特殊な言葉です。
呪詞詠唱の必要性
術式自体は詠唱を唱えなくとも使えますが、特に新宿での五条悟と両面宿儺との最終決戦では、呪詞詠唱の重要性が明らかになりました。
詠唱を唱えてから術式を発動すると、ポテンシャル(威力)が上がるとされています。
掌印について
掌印は、その名の通り掌で作る印で、多くの場面で術式を使う際に現れます。
労力がかからないかどうかは明確ではありませんが、術がより強力になる可能性があります。
呪詞詠唱と同様、術式の一部として注目されるべき要素です。
呪詞詠唱の効果とは?
渋谷決戦において、呪詞詠唱は度々使用され、使い方によっては非常に有効なものとなっています。
呪詞詠唱の意義
呪詞詠唱は術式の威力を高める方法の1つです。決戦開始前には、「庵歌姫」が呪詞詠唱や掌印を省略せずに発動し、術師たちの力を底上げします。また、五条も「虚式茈」を掌印や呪詞詠唱を省略せずに放ち、200%の効果を発揮します。
決戦の終盤では、五条が下がった出力の術の威力を回復させるためにも呪詞詠唱が使用されました。さらに、五条は後追いの呪詞詠唱を行い、術式の効果を強化しました。
後追いの呪詞詠唱について
後追いの呪詞詠唱は、五条が両面宿儺との決戦で使用した詠唱方法です。詠唱せずに放った術式をそのまま残し、後から詠唱を行うことで術の威力を高めます。
この方法により、五条は「無制限の虚式茈」を発動し、両面宿儺に大きなダメージを与えました。
ただし、後追いの呪詞詠唱は五条の天才性によって可能になったものであり、一般的な詠唱方法かどうかは不明です。
呪詞詠唱一覧
人物 | 技名 | 詠唱 |
---|---|---|
伊地知潔高 | 帳(とばり) | 「闇より出でて闇より黒く、その穢(けが)れを禊(みそ)ぎ祓(はら)え」 |
真人 | 帳(とばり) | 「闇より出でて闇より黒く、その穢(けが)れを禊(みそ)ぎ祓(はら)え」 |
組屋鞣造 | 帳(とばり) | 「闇より出でて闇より黒く、その穢(けが)れを禊(みそ)ぎ祓(はら)え」 |
五条悟 | 帳(とばり) | 「闇より出でて闇より黒く、その穢(けが)れを禊(みそ)ぎ祓(はら)え」 |
夏油傑 | 帳(とばり) | 「闇より出でて闇より黒く、その穢(けが)れを禊(みそ)ぎ祓(はら)え」 |
伏黒恵 | 八握剣 異戒神将 魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら) 召喚 | 「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」 |
来栖 華 | 邪去悔の梯子(やこぶのはしご) | 「光よ 全てを浄化したまう光よ 罪 咎 憂いを消し去り 彼の者を導きたまえ」 |
庵歌姫 | 単独禁区(そろそろきんく) | ? |
五条悟 | 術式順転「蒼」(じゅつしきじゅんてん あお) | 「位相(いそう) 黄昏(たそがれ) 知慧の瞳(ちえのひとみ) 術式順転『蒼』」 |
五条悟 | 術式反転「赫」(じゅつしきはんてん あか) | 「位相 波羅蜜(はらみつ) 光の柱 術式反転『赫』」 |
五条悟 | 虚式「茈」(きょしき むらさき) | 「九綱(くこう) 偏光(へんこう) 烏(からす)と声明(しょうみょう) 表裏の間 虚式『茈』」 |
両面宿儺 | 解(かい) | 「龍鱗(りゅうりん( 反発 番い(つがい)の流星」 |
※240話まで
呪詞詠唱の謎に迫る
呪詞詠唱は、術式に固有の言葉があり、それぞれが基本術式を強化し、能力を拡張するために用いられています。
帳の特殊な効果
帳は最もよく使われていますが、単に結界を張るだけでなく、「弱い対象を外に出られなくする」という効果や、「五条だけが入れないようにする」といった特殊な効果を持つこともあります。
その他の呪詞詠唱
伏黒恵が「八握剣 異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょうまこら)」を呼び出す際に用いた「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」は、呪詞詠唱なのかは不明ですが、伏黒恵の術式「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」の上位の式神を召喚するための呪文である可能性があります。
また、歌姫の呪詞詠唱は、中森明菜の歌詞に由来するのではないかと推測されていますが、詳細は不明です。
呪詞詠唱の難解さ
各呪詞詠唱は複数の言葉の組み合わせで構成されており、仏教用語が使われることもあり、その意味は非常に難解です。
しかし、どの呪詞詠唱も使用するシーンは非常にカッコいいため、ぜひ原作やアニメでご覧いただきたいです。
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