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アンダーニンジャ佐々魔の正体と裏切りの理由・彼女の子供について

アンダーニンジャに登場する佐々魔は、一見すると浮浪者のような風貌で、髪の中に小鳥を飼っています。 彼は搾乳機を使い、自身の母乳を絞り出し、公園で遊んでいる子どもたちに「母乳を飲めっ!」と追いかけ回すなど、奇妙な行動で周囲からは「母乳おじさん」と呼ばれています。 今回は佐々魔が実は女性なのか、彼が裏切り者とされる理由、そして彼の子供についても探ってみました。

目次

アンダーニンジャ:佐々魔の正体と過去

佐々魔の見た目は、お腹の出た中年のおじさんで、剥げた頭には鳥の巣があり、小鳥を飼っていたり、奇行が目立つ人物です。

しかし、その正体は元一等忍尉の忍者で、しかも女性であることが明らかになります。

 

母乳おじさんとして知られる佐々魔

佐々魔は搾乳機で自身の母乳を絞り、公園で遊んでいる子どもたちに「ホラガキども、母乳飲めっ!!」と言って追いかけ回していました。

また、加藤にも同様に「母乳飲め、栄養あるぞ」とすすめ、加藤からは「成分のよくわからない液体は飲みません」と断られています。

この奇行から、現実の世界では変態おやじとして捕まってもおかしくないでしょう。

 

元一等忍尉の経歴を持つ佐々魔

佐々魔はかつて加藤の上司であり、元一等忍尉の地位にあった忍者です。

しかし現在は降任し、下忍として活動しています。

佐々魔が降任した理由については明確には語られていませんが、今後の彼の動向には注目が集まります。

 

佐々魔の性別は女性

「母乳おじさん」と呼ばれている佐々魔は、おっさんではなく女性だったことが明らかとなります。

ここでは佐々魔が女性になったシーンについて詳しく解説していきます。

 

佐々魔は男性ではなく女性だった

なんと「母乳おじさん」と呼ばれている佐々魔の正体は実は女性でした。

練馬区で発生した局部切断事件の犯人で、外国国籍の「アレクセイ」と対峙することになり、戦闘状態に入りますが、肩と腹部に銃弾を受けてしまいます。

なんとか逃げ延びることに成功し、この時女性の姿になっていました。一瞬新しい登場人物が出てきたのかと間違うぐらい、え?と驚きましたね。

 

摩利支天β版を着用しておっさんの姿となっていた

局部切断事件の犯人だったアレクセイを九郎が捕まえ、佐々魔の元へと連れて行かれます。

そこではおっさん姿の佐々魔がいましたが、脱がしてくれと言って、暗証番号「0355(オッサンGOGO)」を入力するとスーツを脱いだ女性の姿の佐々魔が登場しました。

まさかの展開に驚いた方も多かったのではないでしょうか? この変装は忍研が開発した摩利支天のβ版の装備によるものだったのです。

 

佐々魔が変装していた理由

佐々魔が男性の姿に変装していた理由は、忍研から依頼されていた摩利支天β版のデータを収集するためでした。

摩利支天とは「特殊静電潜像迷彩10式」の正式名称で、忍者衣装のことです。

九郎が配布されたパーカーも最新型の摩利支天4.0でした。 因みに鬼首は「摩利支天3.5」を配布されており、ステルス迷彩のような装備を使用しています。

しかし、データ収集のためにおっさんの姿になっていたとは驚きですね。

 

佐々魔の子供とは?

佐々魔はNIN最高幹部七人衆のトップである多羅(たら)の乳母でした。

多羅はもともと老人でしたが、脳移植して現在は乳児の姿になっています。その乳児とは佐々魔の子供でした。

脳移植には佐々魔の子供の体を利用していて、佐々魔は乳母だったことがわかりました。佐々魔が搾乳機を持って母乳を飲ませようとしていた理由がわかりますね…。

現実世界ではありえない話ですが、なんとも恐ろしい話です。

佐々魔はNINを恨んでいる?

ここからは考察ですが、佐々魔は元一等忍尉の忍者で、多羅の乳母をしている事からも、とても権力が有るかと思われます。

しかし、自分の子供を利用されたという点から、NINに恨みがあるのではないでしょうか?

UNと何かしら接点があり、猿田、加藤のUN寝返りにも関与している事からも、NINに対して何か恨みがあるようにも思われます。

今後の佐々魔の動きがとても気になりますね。

 

佐々魔が裏切り者の理由

佐々魔はもしかするとNIN側ではなく、UNとなにかしらの繋がりがあり、裏切り者なのではないか?と噂されています。

 

猿田の寝返りに関与していた

猿田は元々NINの組織に所属しており、抜け忍となっていました。しかし、NINの掟では、抜け忍は24時間以内に抹消されてしまいます。

殺害を逃れるため、UN側に寝返る事で生き延びようと考えた猿田は、UNとの接触に賭けていました。そしてUNと接触し、寝返った猿田は「講談高校襲撃」という舞台を与えられました。その時、猿田は近くにいた佐々魔の姿を見ていたのでした。

きっと猿田が接触したのは摩利支天で透明化された佐々魔だったのではないでしょうか。

 

加藤の寝返りに関与していた

講談高校襲撃の際、加藤は鬼首を死なせ、遁を喪失するという事態を招き、その責任を問われる形で、NINに極刑を言い渡されてしまいます。

そのまま地下の独房に拘束されますが、佐々魔が摩利支天を着用して透明になり、加藤の前に現れます。そして、加藤にUN側に寝返るように提案し、公開処刑場である『おっさんといっしょ』で処刑人である虹郎や、司会の高千穂お姉さんらを番組のセットごと爆破。

同じく処刑されるはずだった五十嵐と共に行方をくらませました。

 

 

まとめ:佐々魔の物語からの考察

佐々魔の物語は、表向きと裏側の対比を通じて、キャラクターの複雑さと人間性を探るものと言えます。彼の見た目や行動が奇抜である一方で、その背景には深いストーリーが隠されています。

人間の複雑さと偽りの外面

佐々魔は「母乳おじさん」として描かれ、一見すると異常なキャラクターに見えますが、実はNINの元一等忍尉であり、その立場と経歴から来る複雑な心情が垣間見えます。彼の奇行や変装は、過去の経験や内面の葛藤を反映したものであると解釈できます。

家族との関係性の探求

佐々魔の子供として登場する多羅との関係は、物語において重要な要素です。その子供を利用された過去が、彼のNINに対する複雑な感情を深めています。家族や愛情についてのテーマもこの物語の一部であり、作者は読者に対して深い洞察を提供しています。

裏切りという選択

佐々魔が裏切り者として描かれる理由は、単なる行動の結果ではなく、彼の人間性と個人的な葛藤に基づくものです。UNとの接点や猿田、加藤との関わりが、彼の物語の中でどのように交錯し、彼の選択に影響を与えるのかが重要なテーマとなっています。

以上のように、佐々魔の物語は単なる奇抜なキャラクター描写を超えて、人間の複雑さと選択の重みを掘り下げたものとして、読者に深い考察と洞察を促しています。

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